AIアシスタント(Claude/ChatGPT)からEnkinGTを操作したい
概要
このページでは、EnkinGTとClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントを連携し、会話形式でEnkinGTの情報を確認・操作する方法をご説明します。
MCP(Model Context Protocol)連携を利用すると、AIアシスタントに話しかけるだけで、EnkinGTに登録されているプロジェクト、タスク、工数、ワークログ、勤怠、日報などの情報を確認できます。また、利用権限の範囲内で、タスクやワークログの登録・更新なども行えます。
たとえば「このプロジェクトに『〇〇』というタスクを作成して」と指示すると、指定した内容でタスクを作成できます。「〇〇に関するタスクの進捗を教えて」と質問すれば、該当するタスクを検索し、その状況をまとめて確認できます。
ご利用には、対象機能を利用できるEnkinGTのアカウントと、ClaudeまたはChatGPTの対応プランが必要です。
[サポート製品]
この機能は、スターター版、ノーマル版、グローバル版、プロフェッショナル版の製品でご利用頂くことが可能です。
できること
EnkinGT連携を追加すると、AIアシスタントとの会話で次のような操作ができます。いずれもログインしたユーザーのアクセス権限の範囲内で動作します。
情報の確認(参照)では、次のことができます。
- ログイン中のユーザー情報とメンバー一覧の確認
- プロジェクト・マイルストーン・タスクの種類の一覧確認
- タスクの検索、一覧表示、詳細確認
- 工数の確認(マイルストーン別・メンバー別・期間別)
- ワークログ(作業記録)の一覧・期間集計・週次サマリの確認
- 勤怠(月ごと)の確認
- 日報・週報の一覧・詳細確認
登録・更新(データの追加・変更)では、次のことができます。
- タスクの作成・更新
- ワークログの登録・更新・削除
- プロジェクトの新規作成・複製
なお、ワークログの一覧・更新・削除など一部の操作はプロフェッショナルプランでのみ利用できます。また、削除や複製などデータを変更・追加する操作は、実行前に指示内容をご確認ください。
前提条件
- EnkinGTのアカウントをお持ちで、操作対象のプロジェクトへのアクセス権
- 対応するAIアシスタント(ClaudeまたはChatGPT)アカウントと、その対応プラン
- フリープランではEnkinGT連携を利用できません。
接続手順
この連携機能は、Claudeでは「コネクタ」、ChatGPTでは「プラグイン」と表示されます。基本的な接続の流れは共通していますが、設定画面の名称や操作方法は異なります。本記事では、両者をまとめて「EnkinGT連携」と表記します。
接続は「追加 → 接続 → 接続先の選択 → ログイン」の順に進みます。
Step1
コネクタ/プラグイン一覧にEnkinGTが表示されない場合は、接続先URL:https://mcp.enkinlab.net/mcp を入力して追加します(ClaudeとChatGPTで同じURLを使います)。
・Claude:「コネクタ」→「カスタムコネクタを追加」で、名前(例:EnkinGT)と
MCPサーバーURL:https://mcp.enkinlab.net/mcp を入力します。

・ChatGPT:設定 →「セキュリティとログイン」→「開発者モード」をオンにします。

次に「プラグイン」→「+」をクリック。

「新規プラグイン」で、名前を入力し、接続欄に接続先URL:https://mcp.enkinlab.net/mcp を入力、認証は「OAuth」を選択して追加します。

Step 2
追加した「EnkinGT」で「連携/接続」を押します。ブラウザで認証画面が開きます。
・Claude

・ChatGPT

Step 3:接続先を選択する
「EnkinGT MCP — 接続先の選択」画面が表示されます。案内に従い、ご利用中のEnkinGTのサブドメインを入力して「続行」を押します。続いてEnkinGTのログイン画面に移動します。
- 画面の項目名:EnkinGT URL
- 入力欄の形式:
https://[サブドメイン].enkinlab.net(https://と末尾のドメインは画面側に表示され、入力するのは真ん中のサブドメインのみです) - 入力例:
your-company(実際に入力する値はご利用環境のサブドメインです)

Step 4:EnkinGTにログインする
EnkinGTのログイン画面で、連携したいEnkinGTアカウントでログインします。

接続できたか確認する
接続が完了したら、まずは簡単な質問で正しくつながったかを確かめましょう。AIアシスタントに次のように聞いてみてください。
- 入力:「私はどのアカウントでEnkinGTにログインしている?」
- 期待される返答:ご自身の氏名や所属・EnkinGT内での権限が表示されれば、接続は成功しています(例:「山田 太郎さん(開発部/管理者)です。」)。
うまく返ってこない場合は、この後の「うまく接続できないとき」をご覧ください。接続できたら、次の「使い方の例」を参考に会話を始められます。
うまく接続できないとき
- 「接続先の選択」で入力するサブドメインが分からない:普段EnkinGTを開くときのURL
https://○○.enkinlab.netの「○○」の部分がサブドメインです。 - 追加や接続ができない:フリープランではEnkinGT連携を利用できません。ご利用中のプランをご確認ください。
- Claude追加できない:カスタムコネクタの作成方法の詳細はClaude公式サイトをご参照ください。
- ChatGPTで追加できない:接続先URLで追加する場合は「開発者モード」の有効化が必要です。ご契約中のプランやワークスペースの設定によっては利用できないことがあります。
使い方の例
普段お使いの言葉で指示すると、AIアシスタントが適切な操作を選んで実行します。ここでは代表的な指示文(入力)と、返ってくる結果(返答例)を並べています。
まず、情報を確認するだけの操作です(データは変更されません)。
- 「私はどのアカウントでログインしている?」→ ログイン中のアカウント(氏名・所属・権限)を返します。例:「山田 太郎さん(開発部/管理者)です。」
- 「メンバー一覧を見せて」→ 登録メンバーを所属・権限つきで一覧表示します。例:「32名。佐藤(営業部・管理者)、田中(開発部)…」
- 「参加しているプロジェクトを教えて」→ 参加中のプロジェクトを一覧で返します。例:「5件:新製品開発、Webサイトリニューアル、営業案件A…」
- 「新製品開発のマイルストーンを見せて」→ 進行中・完了済み・バックログのマイルストーンを返します。例:「進行中は『要件定義』『設計』『開発フェーズ1』の3つ。」
- 「このプロジェクトのタスクの種類を教えて」→ タスクの種類と各種類の入力項目を返します。例:「『タスク/不具合/要望』など。件名・ステータス・担当者・期限などの項目があります。」
- 「新製品開発で『レビュー』を含むタスクを検索して」→ 条件に合うタスクを一覧で返します。例:「4件:#128『デザインレビュー』、#142『コードレビュー対応』…」
- 「#128 の詳細を見せて」→ 指定タスクの詳細を返します。例:「『デザインレビュー』|進行中|担当:田中さん|期限:2026-08-10…」
- 「新製品開発の『開発フェーズ1』の見積工数と実績工数を教えて」→ 見積・実績・対象件数を返します。例:「見積 120h に対し実績 98h、対象タスク 25件です。」
- 「このマイルストーンのメンバー別工数を出して」→ メンバーごとの工数を返します。例:「田中 42h(8件)、鈴木 31h(6件)…」
- 「自分の今月の工数を教えて」→ 指定期間の合計工数を返します。例:「今月は合計 145h(32タスク)です。」
- [PRO]「先週の自分のワークログを見せて」→ 日別の作業記録を返します。例:「月 資料作成 2:00、火 打合せ 1:00・実装 3:00…」
- [PRO]「このワークログの詳細を見せて」→ ワークログの詳細を返します。例:「8/1 10:00–11:00(1.0h)|タスク:#142『コードレビュー対応』」
- [PRO]「先月のワークログを出して」→ 指定期間のワークログを担当者・タスク・工数つきで一覧化します。例:「該当120件。7/3 09:00–10:30 田中さん『実装』(#142)…」
- 「今週の自分の作業時間をプロジェクト別にまとめて」→ 週次のサマリを返します。例:「今週は合計 38h。新製品開発 22h、社内システム改修 10h…」
- 「自分の今月の勤怠を見せて」→ 月ごとの勤怠を返します。例:「勤務20日、実働 約160h。8/3 は 09:00–18:00 の勤務でした。」
- 「先週の自分の日報をまとめて」→ 日別に日報を要約します。例:「8/1:要件定義の打合せ、提案資料の作成完了(勤務 09:00–18:30)…」
- 「8/1 の日報の詳細を見せて」→ 日報の本文・勤怠・当日のワークログ・コメントまで表示します。
次に、データを追加・変更する操作です。実行するとEnkinGT上のデータが変わるため、実行前に内容をご確認ください。
- 「新製品開発に『見積書作成』というタスクを、期間1日で作成して」→ 指定内容でタスクを作成します。例:「作成しました:#160『見積書作成』(新製品開発/期間1日)。」
- 「#128 のステータスを『完了』に更新して」→ 指定タスクを更新します。例:「更新しました:#128 のステータスを『完了』に変更しました。」
- 「今日 10:00〜11:00、#142 に1時間のワークログを登録して」→ ワークログを登録します。例:「登録しました:#142 に 本日 10:00–11:00(1.0h)を追加しました。」
- [PRO]「先ほどのワークログの時間を 10:00〜10:30 に変更して」→ ワークログを更新します。例:「更新しました:対象を 10:00–10:30(0.5h)に変更しました。」
- [PRO]「このワークログを削除して」→ ワークログを削除します。例:「削除しました。(削除したデータは元に戻せません)」
- 「『2026年下期 営業案件』というプロジェクトを作成して」→ プロジェクトを新規作成します。例:「作成しました:プロジェクト『2026年下期 営業案件』を追加しました。」
- 「新製品開発を複製して新しいプロジェクトを作って」→ プロジェクトを複製します。例:「複製しました:『新製品開発 のコピー』を作成しました。」

補足・注意点
- タスクやワークログの作成・更新を指示する場合は、実行前に対象・日時・担当者などをご確認ください。削除したデータは元に戻せない可能性があるため、削除の操作は特に慎重に行ってください。
- AIアシスタントから参照・操作できる情報は、接続に使用したユーザーのアクセス権限に基づきます。アクセス権のないプロジェクトの情報は取得・操作できません。機密情報を含むプロジェクトを扱う場合は、EnkinGT側のアクセス権限と社内の運用ルールをあわせてご確認ください。
- AIの回答には、実際のデータに含まれない内容や、不正確な情報が含まれる可能性があります。「EnkinGTに登録されているデータのみをもとに回答してください」と指示したうえで、重要な数値やタスクの状態はEnkinGT上の情報と照合してください。
- 一度に多くのタスクを取得する指示(例:全体の進捗要約)では、分割して取得されるため、通常より時間がかかる場合があります。プロジェクトや期間を絞ると速くなります。